ChatGPTを使ってプログラミングはできる?コツと注意点を紹介
Chat GPTを使ってプログラミングができた!と知人が騒いでいました。
一体どんなことができるんだろう?ChatGPTを使えば、プログラミングが得意になるかも?!
今回は、プログラミングをする際の活用方法や使用するメリット、そして、使用する際の注意点丁寧に分かりやすくご紹介します!
あえてあまり専門用語などは使わずにご紹介しようと思うので、初心者さんでも分かりやすくなっていると思います。
ChatGPTがローンチされて以来、ChatGPTを使った数多くの業務効率化、ビジネスの支援・サポートを行なっている。
本サイトではChatGPTのほかGoogle Bard、Bing AIといったAIchatの活用方法、最新情報などをわかりやすく発信しています。
ChatGPTって?
ChatGPTとは、OpenAIというアメリカの企業が開発した、コンピューターシステムであり、対話型AIの一種です。
ChatGPTは、言葉や文章を学習し、スマートフォンやパソコンで話しかけることができる賢いロボットのようなイメージで、調べものをしたり、面白い話をしたり、悩み事を聞いてもらったりすることができます。
ChatGPTでプログラミングはできる?
実は、ChatGPTはプログラミングを行うことができます。
ただ、ChatGPT自体は、人工知能の自然言語処理に特化したシステムですので、当然、プログラミング言語を解釈するためのツールや機能は持っていませんので、実際にコードを書いたり、実行したりすることはできません。
ChatGPTは多数のプログラミング言語を理解しており、特定の言語でどのようにコードを書くかなどを教えてくれます。また、変数、関数、条件分岐などのプログラミングの基本的なコンセプトについて質問することもできます。
ChatGPTはプログラミングの実践的なスキルを身につけるためには、他のツールやプログラミング環境を使用する必要がありそうですね。
下記に実際の活用事例をご紹介します。
ChatGPTにPythonコードを書いてもらう
ChatGPTにPythonコードを書いてもらうことはできますが、限定的な範囲でのサポートになります。
ChatGPTは、Python言語の基本的な構文を理解しているため、簡単なPythonコードであれば作成することができます。例えば、以下のようなコードを作成してもらいました。
また、Python言語の特定のトピックについて質問することもできます。例えば、以下のような質問に答えることができます。
- Pythonでの配列の作り方は?
ただし、ChatGPTは、複雑なPythonコードの作成や、大規模なプログラムの開発には適しておらず、Pythonの基本的な構文やコンセプトに関する質問や、簡単なコードの生成にのみ可能です。
ChatGPTのエンジニア業務における活用方法
では、ChatGPTがエンジニア業務においてどのように有効活用できるでしょうか?
特定の技術スタックについて、その利点や欠点、実装方法などを教えることができ技術的な問題についての質問の回答をくれたり、コードのリファクタリングやコードレビューについて、アドバイスをもらうことができます。
また、 ChatGPTは、基本的なコーディングのルールや最も良い方法に関するデータが豊富なため、改善の余地があるコードの特定や、改善するためのアドバイスを提供することもできます。
ドキュメントの和訳や英訳
ChatGPTはドキュメントの多言語間で翻訳を行うことができます。
海外の方とやり取りをする際にかなり活用できるでしょう。
ビジネスでメール文面の作成に困った場合など、今後は安心ですね!
プログラムコードのレビュー
使用している、もしくは作成したプログラムコードを共有して、フィードバックをもらうことも可能です。実際に依頼した際の事例がこちらです。
改善案と実際の改善されたコードも作成してくれました!感動!
これならコード作成もとても手間が省けそうですね!
アルゴリズムのコード化
ChatGPTでアルゴリズムのコード化を手伝ってもらうこともできます。
例えば、以下のようなアルゴリズムをPythonコードに変換してくれました。
新規プロジェクト市場性を把握
Chat GPTは新規プロジェクトの市場調査においても、ある程度のアドバイスや情報収集を行うことができます。
例えば、Chat GPTに対して、興味のある業界や市場の概要、競合情報、消費者の嗜好などの情報を質問することができます。Chat GPTはその情報をもとに、市場トレンドやビジネスチャンスなどの洞察を提供してくれます。
また、Chat GPTは大量の情報を扱うことができるため、特定の製品やサービスがどのような需要があるかを分析することもできます。
ChatGPTをプログラミングで利用するメリット
ChatGPTをプログラミングで利用するメリットは、以下のようなものがあります。
- 自然な対話形式で教えてくれる
ChatGPTは自然言語処理に特化しているので、プログラミング初心者でも自然な言葉でコードの作成やエラー解決について対話することができます。これにより、開発の効率化や開発スキルなど、理解度の向上が期待できます。 - 大量のデータを活用した解決策の提供
ChatGPTは巨大なデータを利用して学習しているので、多様なプログラミングの問題や課題に対して高い解決能力を持っています。例えば、エラーメッセージの解決策を出す場合、ChatGPTは既存のエラーメッセージのデータを元に、その解決策を導き出すことができます。 - 即時に回答をくれる
ChatGPTは高速な処理速度を持ち、リアルタイムでの応答が可能です。これにより、開発者は迅速に問題を解決することができ、開発スピードを向上させることができます。 - 多言語に対応
ChatGPTは複数の言語に対応しているので、色んな国の開発者が活用できます。例えば、プログラミング初心者が自分の母国語で開発することができ、課題解決に取り組む際のハードルを下げることができます。
これらが、私が考えるプログラマーが開発作業の生産性を高めるために、ChatGPTを利用するメリットです。
ChatGPTをプログラミングで利用するデメリット
では逆に、ChatGPTをプログラミングで利用する際のデメリットは?
利用するメリットのほうが大きいと思いつつも、幾つかのデメリットも考えてみました。
コスト
ChatGPTは巨大なモデルで、プログラミングをビジネス目的で使用する場合には高いコストがかかる可能性があります。特に、リアルタイムの対話システムでChatGPTを使用する場合、大量のコンピューティングリソースが必要となります。
データプライバシーの問題
ChatGPTを使用することで、会話の内容が外部に漏洩する可能性もあるため、注意が必要です。
データの偏り
ChatGPTは、大量のテキストデータを使用してトレーニングされるため、データの偏りが生じる可能性があります。よって、ChatGPTが偏った回答をする可能性があります。特に、ChatGPTが事前に学習していないトピックや専門用語を扱う場合には、精度が低下する可能性があります。
処理時間の問題
ChatGPTは、自然な言語処理によって対話を行うため、人間との対話に比べて回答が遅くなる可能性があります。また、ChatGPTは人工的な対話型AIのため、ユーザーが求める回答を提供できない場合があります。
これらも理解した上で、上手に活用しましょう。
ChatGPTをプログラミングで利用するコツ
ChatGPTをプログラミングで利用する際のコツは以下の通りです。
データの事前処理
ChatGPTは自然言語を処理するため、データの事前処理が必要となります。特に、不必要な情報を取り除いたり、テキストを正規化することが重要です。
チャットボットとしての利用
ChatGPTは、チャットボットとして利用することができ、その場合、ChatGPTが返答する内容を事前に用意することが必要です。また、顧客対応などの実用的な用途での利用を検討する場合、チャットボットの設計やトレーニング方法についても注意しましょう。
ユーザーとのフィードバックを利用する
ChatGPTを使用する場合、ユーザーとのフィードバックを取得し、性能を改善することができます。例えば、ChatGPTが誤った回答を返した場合には、その情報を収集し、改善するためのトレーニングデータとして活用することができます。
ChatGPTをプログラミングで利用する場合に注意すべきこと
ChatGPTをプログラミングで利用する際に注意すべきことは以下の通りです。
- データプライバシーの問題
ChatGPTを使用する際には、プライバシーに注意する必要があります。使用するデータが個人情報や機密情報を含んでいないことを必ず確認しましょう。 - データに偏りがあることに注意する
ChatGPTは、使用するデータに偏りがある場合、正確な回答では無い可能性があります。特に、トピックや文脈が限定されたデータを使用する場合には、注意が必要です。
使用する際は十分に注意して使用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はプログラミングをする際の活用方法を事例を混じえながらご紹介させていただきました。
コードを書いてくれるだけではなく、改善の為のフィードバックまでくれたり、本当に画期的ですよね!注意点に気をつけて、是非どんどん活用しましょう!