ChatGPTの使い方

ChatGPTに利用制限はある?文字数制限や質問回数の制限を解説

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ChatGPTには個人利用をする際に2つのプランがあり、実は、無料版には文字数やリクエスト数など、いくつかの利用制限があります。
今回は、これからプランを検討される方向けに、無料プランで利用する際と有料で利用する際に、どんな利用制限の違いがあるのかご説明します。

藤井俊太
藤井俊太
ChatGPT/AIチャット活用の専門家
Profile
ChatGPT・AIチャットの専門家。
ChatGPTがローンチされて以来、ChatGPTを使った数多くの業務効率化、ビジネスの支援・サポートを行なっている。
本サイトではChatGPTのほかGoogle Bard、Bing AIといったAIchatの活用方法、最新情報などをわかりやすく発信しています。

ChatGPTのプラン

OpenAIが提供しているChatGPTの料金プランには、無料プランと、「ChatGPT Plus」という、有料プラン2通りがあります。

ChatGPT料金プラン

①無料プラン
無料で利用できるプランです。
②ChatGPT Plus
有料プランです。月額20ドルで利用できます。回答スピードが高速になったり、回線が混み合った場合でも優先的にアクセスできます。

初心者の方は、まずは無料プランで利用してみましょう。使用し始めて、使い勝手が悪い、もっと快適に利用したい、そんなお悩みが出てきた際や、使用頻度が多い場合、ビジネス目的でも利用したい、といった際には、ChatGPT Plusを契約するといいでしょう。

無料版では利用制限があるの?

実は、ChatGPTの無料版では、3つの利用制限があります

  • リクエスト制限
  • 文字数制限
  • 返答スピードの制限

リクエスト制限

無料版では、1分あたりの質問数が60件まで1日あたりの質問数が5,000件までに制限されています。これは、同時に多数の質問を処理できるようにするための制限で、過度な使用によるシステムの過負荷を防ぐために設定されています。

リクエスト数の制限を超えた場合、質問が出来なくなり、一定時間経った後に再開されます。一般的には4,000件も質問をすることなどは基本的に無いかとは思いますが、ビジネス目的での利用の場合は、有料プランを利用する必要もあるので注意しましょう。

文字数制限

ChatGPTの無料版には文字数制限もあります。1か月あたり最大文字数が12万文字に制限されています。この制限に達すると、質問が一時的にブロックされます。制限を超えた場合には、有料プランを利用しないと利用できなくなるので注意しましょう。

また、一つの質問あたりの最大文字数制限もあります。
無料版の場合は一つの質問ごとに最大2,048文字までしか処理ができません。

返答スピードの制限

無料版では、アクセスが集中した際に、アクセスすらかなり時間が掛かってしまったり、アクセス自体が出来ないケースがあります。
特に今、急激に注目を集めており、アクセス数も集中しそうなタイミングなので要注意です。

有料版(ChatGPT Plus)での利用制限は?

有料版(ChatGPT Plus)の利用制限
  • リクエスト制限の限度が増える
  • 文字数制限の文字数が増える
  • 返答スピードが早くなる

リクエスト制限の限度が増える

無料版では、1分あたりの質問数が60件まで、1日あたりの質問数が5,000件までに制限されているとお伝えしましたが、ChatGPT Plusでは、1分あたりの質問数が600件まで、1日あたりの質問数が100,000件までになります。

文字数制限の文字数が増える

一つの質問あたりの最大文字数制限も増えます。
ChatGPT Plusの場合は一つの質問ごとに最大4,096文字まで回答が可能になります。

レスポンスが早くなる

ChatGPT Plusは、アクセスが集中した場合に優先してアクセスが出来たり、より高速なレスポンスができるよう設計されています。
ただし、使用するネットワークの速度、通信品質、負荷などの要因により、レスポンス時間は異なる場合があります。

その他の有料版(ChatGPT Plus)を使用するメリット

実はその他にも、有料版(ChatGPT Plus)を利用することでいくつかのメリットがあります。

サーバーが混雑していても優先的に利用できる

ChatGPTでは利用者の急増により、アクセス制限がかかって利用できないケースがあります。ただ、ChatGPT Plusでは優先的にアクセスできるようになり、アクセスが集中する時間でもスムーズに利用ができるようになっています。

新たな技術を先行利用できる

ChatGPTではAIチャットボットであるGPT-3.5が利用できますが、ChatGPT Plusでは強化されたGPT-3.5に加えて、新たな技術であるGPT-4の先行利用が可能となっています。また、ChatGPT Plusの加入者は優先的なサポートを受けられ、問題や懸念事項に対する迅速かつ適切な対応を期待できます。 

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。
無料版では色んな利用制限がありましたが、利用頻度や利用目的によって、プランの使い分けをすると良さそうですね!
プライベートでもビジネスでも、どんどん活用していってくださいね!

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藤井俊太
藤井俊太
ChatGPT/AIチャット活用の専門家
ChatGPT・AIチャットの専門家。
ChatGPTがローンチされて以来、ChatGPTを使った数多くの業務効率化、ビジネスの支援・サポートを行なっている。
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