【最新】ChatGPTの株価の変動は?ChatGPT関連サービスの株価は?
ChatGPTとはOpenAIによって開発された人工知能の一種です。
ChatGPTは、自然言語処理の分野において、多岐にわたるビジネスや日常生活での活用に成功しており、今後のAIの発展において、かなり重要な役割を果たすことが期待されています。
今回は、そんなChatGPTに関する株価の変動について、そして、ChatGPT関連サービスの株価について徹底解説します!
ChatGPTがローンチされて以来、ChatGPTを使った数多くの業務効率化、ビジネスの支援・サポートを行なっている。
本サイトではChatGPTのほかGoogle Bard、Bing AIといったAIchatの活用方法、最新情報などをわかりやすく発信しています。
ChatGPTの株価の変動
ChatGPTはOpenAIが開発した技術ですが、OpenAIは現在、非上場企業のため、ChatGPT自体の株価は存在しません。また、OpenAIは非公開企業であるため、株価情報は公開されていません。ただ、OpenAIに出資している企業や個人には、OpenAIの株式が非公開市場で取引されているので、OpenAIに出資している企業や個人は、OpenAIの株価変動によって影響を受けることになります。
ChatGPT関連の企業の株が上がっている?
ChatGPT関連サービスを提供している企業の株価については、以下のような動きがあります。
ChatGPTを活用している企業
ChatGPTを利用した企業は、顧客により高度なサービスが提供できることが見込まれるため、株価が上昇する可能性があります。
(例)AIチャットボットの開発・販売を手掛ける「Drift」、ChatGPTの技術、「GPT-3」を活用した記事作成サポートAIを開発した「note」など。
マシンラーニングを利用した企業
ChatGPTは、自然言語処理だけでなく、画像認識や予測分析などの分野でも活用されているため、マシンラーニング技術を活用する企業の株価も上昇することがあります。
(例)オンライン広告のパーソナライゼーションを実現する「Criteo」、AIによる販売予測ソリューションを提供する「Blue Yonder」など。
OpenAIに出資している企業
OpenAIは、世界的に有名な企業から出資を受けているため、OpenAIの技術が注目されると、出資企業の株価にも影響を与える可能性があります。
(例)Microsoftやアクセンチュアなど。
ChatGPT関連サービスを提供する企業の株価には、技術の進歩や需要の変化、出資企業の影響など、様々な要因が影響しているので、具体的な企業の株価を調べる必要がありそうですね!
ChatGPTは投資の予想ができるのか?
ChatGPTは自然言語処理技術を利用してテキストデータを解析することができますが、投資の予想やアドバイスを提供することはできないと言われています。
投資は、市場の動向や会社の業績、そして世界情勢など、さまざまな要因によって影響を受けるため、過去のデータや予測モデルだけでは十分な情報を提供することはできない為です。
投資には、リスク管理や分散投資など、慎重な判断と戦略が必要です。
投資に関する決定を行う場合には、投資家自身が市場や企業情報などの情報を集め、自己責任で判断する必要があります。また、投資に関する専門的なアドバイスを提供する投資顧問やファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することも、投資を行う際には重要です。
ChatGPT関連の銘柄
ChatGPTの普及により、株価が変動している企業を先述しましたが、実際どれだけインパクトがあったのでしょうか?
具体的に、何故、そして、どれだけ変動したのか、いくつかの会社の事例をあげてご紹介します。
マイクロソフト(英: Microsoft Corporation)(MSFT)
マイクロソフト(MSFT)はオープンAIに100億ドルを投資し、今後もさらに投資すると報道されている。オープンAIが開発した画像生成AIは、マイクロソフトのクラウド基盤「Azure」での利用も可能とのこと。また、マイクロソフトのインターネット検索エンジン「Bing」に、対話のできるAIを搭載すると2023年2月7日に発表。これもオープンAIの技術を活用する。
note株式会社(5243)
コンテンツプラットフォーム「note」を運営するnote株式会社が、ChatGPTの技術、「GPT-3」を活用した記事作成サポートAI「note AIアシスタント(β)」を発表したところ、株価が急上昇!
2022年12月に東証グロース市場に上場したnote、年明けから400円台で推移していたnote社の株価が、2月8日は543円だったところから、10日に630円と大幅に上がり、一時693円の高値もつけた。
株式会社ユーザーローカル(3984)
ビッグデータの各種解析ツールや人工知能(AI)を使った業務支援ツールを開発提供。2023年1月に、オープンAIが提供している対話アルゴリズムをユーザーローカルというチャットボットと連携させることで、回答案を自動で生成し、チャットボットのQ&Aにかかる時間を半分以下に短縮したと発表している。
サイバーセキュリティ関連の銘柄
実は、ChatGPTの普及により、サイバーセキュリティ関連の株価も変動しています。
どう変動しているのか、いくつかの会社の事例をあげてご紹介します。
ゼットスケーラー(ZS)
世界最大規模のクラウドセキュリティプラットフォームを提供している企業でコロナ禍の影響や、サイバーウイルス関連により、注目されている。
2023年3月に発表された四半期決算(2022年10月~2023年1月)では、売上高が前年同期比51.6%増の3.87億ドルと好調でした。
クラウドストライク・ホールディングス
サイバーセキュリティテクノロジーの持株会社で、セキュリティ対策をすべてクラウド上で行い、1分でウイルスを検知し、10分で調査、60分で復旧するというサービスを提供していますが、導入が簡単なこともあり、契約数を伸ばしています。
株価は2023年3月17日時点では133.12ドルと、一時は100ドル近く下がったものの、年初来高値水準で推移しています。
トレンドマイクロ株式会社(4704)
サイバーセキュリティ会社の大手で、コンピュータ用のセキュリティソフトウエアの開発・販売を行っています。ソフトウエアは、世界の50万社を超える企業と、2.5億人以上の個人ユーザーが利用している状況で、2022年12月期の売上高は2,237.9億円(前年同期比17.5%増)、純利益は同22.2%減の298.4億円でした。円安による海外人件費の増加などで、販売管理費が前年同期比334億円増加し、利益を圧縮しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ChatGPT自体は株価は関係無いものの、関連企業にはかなりインパクトがあることが分かりました。
今後も目が離せませんね!皆さまの何かのお役に立てていればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!