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マイクロソフトがChatGPTを導入!ChatGPTの未来予想

ichigo

2019年からOpenAIとのパートナーシップを結び、機械学習と人工知能による生成型の対話型AIの技術革新を押し進めているマイクロソフト。近年は特にAIの統合が押し進んでおり、私たちの日常でも使用する、もしくは使用されているシーンが急激に増えることが想定される為、簡単に分かりやすくご説明いたします!

マイクロソフトが、業務ソフト「マイクロソフト365」に「ChatGPT」の技術を導入

アメリカで最も信頼の厚い新聞、The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)によると、マイクロソフトは今年、チャットGPTを開発したOpenAIに、数十億ドル規模の投資を行う方針を発表し、その後の2月には生成系AI機能を搭載した最新の検索エンジン「Bing(ビング)」をリリースしました。

それだけにとどまらず、この生成系AI機能を、マイクロソフト365スイートに組み込み、自然言語での指示に応じてプレゼンテーションや文書を作成したり、電子メールを要約したりできるようにすると発表されたことが分かっています。

Microsoft 365と「ChatGPT」が統合されているってほんと?

マイクロソフトはChatGPTの技術を「マイクロソフト365」に導入しています。

2021年9月、マイクロソフトは、OfficeアプリケーションにおいてChatGPTの自然言語処理技術を活用した新機能「Microsoft Editor for Word and Outlook」を発表しました。この機能は、ユーザーが書いた文章を自動で校正・修正することができ、表現の適切性や文法・綴りの誤りを見つけて、適切な修正案を出してくれます。また、機械学習アルゴリズムを使用し、より適切な表現や語彙を提案してくれます。

さらに、2022年1月、Teamsでも、ChatGPTの自然言語処理技術を活用した新機能「PowerPoint Live Presenter Coach」を発表しました。この機能は、プレゼンテーション中にスピーカーの発言を自動的に解析し、発声やペース、トーンなどを分析した上で、フィードバックやアドバイスをしてくれます。

以上のように、マイクロソフトは「マイクロソフト365」にChatGPTの技術を取り入れ、ユーザーの文書作成やプレゼンテーションにおけるコミュニケーションの改善を目指しています。

その他マイクロソフトでの活用例

そのほかにも、先述した通りマイクロソフトは、「マイクロソフト365」スイートでもChatGPTを利用しています。
具体的には、以下のような活用例があります。

Microsoft Teams

・Cortana

・Power Virtual Agents

Microsoft TeamsにおけるChatGPTの活用

マイクロソフトは、「Microsoft Teams」のチャットボットにChatGPTを組み込み、より自然な対話体験を提供しています。例えば、ユーザーが「今日の天気はどうですか?」と質問をすると、ChatGPTが天気予報を検索し返答してくれます。

CortanaにおけるChatGPTの活用

マイクロソフトの仮想アシスタント「Cortana」でもChatGPTが組み込まれています。ユーザーが自然な言葉でCortanaに質問すれば、ChatGPTがその意図を理解し、適切な返答をしてくれます。

Power Virtual AgentsにおけるChatGPTの活用

チャットボットを作成するツール「Power Virtual Agents」でも、現在ChatGPTが統合されていて、ビジネスアプリケーションの作成者が簡単にチャットボットを作成できます。ChatGPTを使用し、より自然な対話形式でユーザーとのコミュニケーションを可能にしました。

以上、その他の活用事例でした。マイクロソフトは、ChatGPTを様々な製品・サービスに統合し、自然な対話の実現を目指しています。今ではマイクロソフトにとってChatGPTは、重要な技術の1つと言えるでしょう。

マイクロソフト「Bing」でも、ChatGPTを活用している

マイクロソフトの検索エンジン「Bing」でもChatGPTが活用されています。

また、BingではChatGPTを活用した自然言語による検索の改善も取り組んでいます。ユーザーが自然な言葉で質問や検索依頼を入力すると、ChatGPTがその意図を理解して適切な検索結果を返すことができます。これにより、ユーザーはよりスムーズかつ正確な検索結果を得ることができます。

以上のように、BingでもChatGPTが活用されており、より自然な言葉での検索や質問応答を実現することができます。

「Bing」で出来ること

では、具体的に「Bing」では何ができるのでしょうか?
「Bing」は、検索エンジンの検索結果ページにおいて、ChatGPTを用いた自然言語による応答をしてくれます。これにより、ユーザーは自然な言葉で検索クエリを入力し、ChatGPTがそれを理解して適切な回答を提供することができます。
例えばですが、「アメリカ合衆国の首都は?」という質問をすると、ChatGPTが「ワシントンD.C.です」と回答してくれます。

また、ChatGPTを活用した自然言語による検索の改善とは、ユーザーが自然な言葉で検索内容を入力すると、ChatGPTがその意図を理解し、適切な検索結果を返すことができるため、ユーザーはよりスムーズかつ正確な検索結果を得ることができるようになるということです。

ChatGPTの技術を活用したマイクロソフトの今後の展望

マイクロソフトは、コンピューター技術の分野において、常に先進的な研究・開発を行っています。

ChatGPTの技術を活用することで、より高度な技術開発を行うことができたり、ビジネスや個人向けに、より高度な自然言語処理に基づいたサービスを提供することができまるようになることが見込まれます。
マイクロソフトは今後もChatGPTの技術を活用し、様々な分野において、より高度な自然言語処理技術を活用したサービスや製品の開発を進められるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
マイクロソフトとChatGPTに関する直近の動向や、マイクロソフトでどのようにChatGPTが活用されているかの具体的な活用事例を沢山ご紹介させていただきました。マイクロソフトの製品は、パソコンを使用される方であれば、利用する機会は多いかと思いますので、何かご参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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藤井俊太
藤井俊太
ChatGPT/AIチャット活用の専門家
ChatGPT・AIチャットの専門家。
ChatGPTがローンチされて以来、ChatGPTを使った数多くの業務効率化、ビジネスの支援・サポートを行なっている。
本サイトではChatGPTのほかGoogle Bard、Bing AIといったAIchatの活用方法、最新情報などをわかりやすく発信しています。
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