ChatGPTの公式サイトはこれ!安全で効果的な使用方法と最新ニュース
今、多くの企業での活用が見込まれているChatGPTですが、ネットで検索すると色んな検索結果がでてきて、少々分かりづらい方も多いと思います。
今回は、そんな初めて利用する方々へ、ChatGPTの公式サイトや登録手順、そして、使用する際の注意点まで、1から詳しくご説明します!
ChatGPT公式サイト
ChatGPTとは、簡単に言うと、会話をすることができるコンピューターのプログラムです。例えば、人間と話をするように、質問に答えたり、話を聞いたり、話題を提供したりすることができます。
ChatGPT自体は、OpenAIのオンラインAPIを通じてアクセスできる言語モデルであり、公式のウェブサイトは存在しません。ただし、下記のOpenAIのウェブサイトには、チャットGPTを含む多数の言語モデルやAIプラットフォームに関する情報が記載されています。
■OpenAIの公式サイト https://openai.com/
開発したのはOpen AI社で、このページから利用までの登録ページまで進むことが出来るので、ChatGPTの公式サイトと言えるでしょう。
OpenAIのウェブサイトには、OpenAIが開発している言語モデルの詳細や機能に関する技術的な情報が沢山記載されています。また、開発されたAIシステムの応用例や、AI技術に関する解説記事、そしてニュースリリースなども掲載されています。
Chat GPTを使用される方やAIにご興味をお持ちの方は、是非定期的にチェックしてみてくださいね!
具体的な利用手順と注意点
では、どのように公式サイトからチャットGPTを使用するのでしょうか?
使用方法と注意点をお伝えしましょう。
- ChatGPT のサイトにアクセス
- お好みの登録方法でサインアップ
- 確認メールをチェックし、アカウント名を入力
- 電話番号を入力
- 使用目的を選択したら登録完了
1:ChatGPT のサイトにアクセス
ブラウザでChatGPTの公式サイト( https://chat.openai.com/ )にアクセスし、サイト中央にある「Sign up」ボタンをクリック。
2:お好みの登録方法でサインアップ
メールアドレスかGoogle や Microsoft のアカウントを選択する。
※メールアドレスを入力した場合はパスワードも必要です
3:確認メールをチェックし、アカウント名を入力
確認メール内にある「Verify email address」し、アカウント設定画面に移動。アカウント名を入力。First nameに下の名前、Last nameに苗字を入力。
4:電話番号を入力
電話番号を入力すると、SMS で認証コードが送信されるので、そのコードを確認し、入力する。
5:使用目的を選択したら登録完了
「How will you primarily use OpenAI?」という質問が表示されるので、ここで、プライペート利用、教育、研究、開発、ビジネスなど、使用目的に合ったオプションを選択し、登録完了です!
ChatGPT公式APIの活用法
ChatGPTには公式APIというものが存在します。
APIとは、「Application Programming Interface」の略で、プログラム間でデータの受け渡しをするための接続点を表しています。
ChatGPTの公式APIは、自然言語処理技術を簡単に利用できるようにするために提供しており、このAPIを利用することで、開発者は自分たちのアプリケーションにChatGPTの機能を組み込んで、オリジナルのプログラムやアプリを開発することができます。
具体的には、APIを利用することで、テキストデータに対して自然言語処理を行い、文章の生成や解析、翻訳、要約、感情分析などができます。
APIを利用するには、APIキーが必要です。
APIキーとは、コンピューターシステムのアクセス制御を管理するためのパスワードのようなもので、このAPIキーを利用してAPIにアクセスすることで、自然言語処理機能を利用することができます。
ChatGPTの公式APIは、利用方法やAPIキーの取得方法、利用方法などが開示されています。
※APIの利用にあたっては、利用規約に同意する必要があります
ChatGPT公式サイトの開発者向け情報
OpenAIの公式サイトには、言語モデルの開発者向けの情報が掲載されています。具体的には、OpenAIのAPIに関する方法や、APIキーの取得方法、そして言語モデルの使用方法に関する情報など開示されています。
また、OpenAIは、言語モデルの開発者向けに、Python用の「openai」ライブラリーを提供しており、これを使用することで、Pythonプログラムから簡単にOpenAI APIにアクセスし、言語モデルを使用することができます。
また、OpenAIは、言語モデルのトレーニングに関する情報も開示しています。言語モデルのトレーニングは、大量のデータや高性能なコンピューターが必要ですが、OpenAIは、言語モデルのトレーニングに必要なツールやアドバイスをしてくれており、開発者がより効果的に言語モデルをトレーニングできるよう情報提供してくれています。
ChatGPT公式サイトの最新ニュース
OpenAIが2022年11月に公開されてから、沢山のメディアに取り上げられ、多くの革新を起こすことが期待されているChat GPTですが、その後も動向が見放せませんね!
下記にChat GPTに関するいくつかの最新ニュースを記載します。(※2023年5月6日)
Open AI社、Chat GPTの開発で損失5.4億ドルに倍増
アメリカのウェブメディアであるThe Informationは、5月4日、OpenAIが、「ChatGPT」を開発したが、2022年に5億4,000万ドル(約730億円)の赤字に陥ったと報じられました。大手IT企業Googleなどからの人材の獲得やAI開発に伴うコストがかさんでしまったことで、赤字額が21年から2倍に拡大したとされています。
OpenAIは非上場企業のため、現在、売上高など詳しい財務情報は開示されていませんが、同メディアによると、22年の売上高は2,800万ドルだったと言われています。OpenAIは昨年の11月にChatGPTを無料公開し、今年2月からは有料版も開始し、23年の売上高が2億ドル超に達する可能性が高いことが見込まれていますが、開発費の増加によって赤字は今後も拡大する恐れも懸念されているようです。
2015年に設立されたOpenAIの従業員は現在約400人で人材獲得や開発費の関係で、今後数年間で1,000億ドル(約13.4兆円)を調達する可能性があるとも言われています。
AIとの対話履歴を30日後に削除できる設定が追加される
OpenAIは4月25日、AIとの対話履歴を30日後に削除できる設定を追加すると発表しました。質問などの入力を通じて個人情報が収集されたり、流出したりする懸念に対応する。
ChatGPT上でAIとの対話履歴を「無効」に設定すると、その間に入力された対話データはAIの学習や改善には使われず、不正行為を監視するために必要な場合のみ、内容が確認されるようになるそうです。また、履歴は30日後には削除されると発表されています。
ChatGPTを巡っては、本人の同意なく個人情報を収集している、利用者との対話データを基に回答することで、他の利用者に個人情報が流出するのではないか、といった懸念が広がっていたので、今後も注目を集めるポイントになるでしょう。
ChatGPTの今後の展望
ChatGPTの活用は個人でも企業単位でも、沢山の場面で利用されています。
日本の企業も今大手や中小問わず活用が発表されており、今後様々なシーンで耳にする機会が増えるのではないでしょう。
プライベートでの相談役に、そして、仕事での業務効率化のパートナーに、どんどん活用できそうです。
ほかの記事に、具体的な活用事例もまとめているので、是非ご覧になってみてください!
このブログを読んでくださった皆様の生活が、ChatGPTの活用によって、より充実した日常になるよう、今後も情報発信していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!